空みるブログ

ソラみのつれづれ。

母と「世娘」

おなかがへっているのだが引き続き考察をする。

 

母親はよく私に

「クソの役にも立たない!!」

 

と、怒鳴ってきた。

(口悪いよねー)

 

 

クソの役とは何か?

 

まぁこのクソってのは特に意味がないのはわかっている。

恐らく(母親が思う)小さなことすらも私は応えてこなかったんだろう。

 

 

フォロワーさんが言っていた。

>(役に立つという言葉は)

    対等な関係で使う言葉のイメージはないなぁ。

 

そう、私達母娘は対等ではなかったのだ。

そこには親と子という概念を飛び越えて支配被支配の関係だった。

 

 

私には発達障害がある。

小さい頃からずっと怒られてきたんだけど

内容はいつも私の態度や出来なかったorやらなかったことに対する叱責だった。

 

・何度同じ失敗をしても忘れる

・興味のあることに夢中になると他のことが目に入らない

・片付けができず汚部屋であることを豚小屋だと言われてた

・空気が読めず言い回しを知らないため思ったことをそのまま言うとその態度や言葉に母は腹を立てた

 

たぶんもっとあるけど覚えていない。

精神的暴力、肉体的暴力が辛くて自己暗示をかけて記憶を封印した気がする。

その抑えつけたものが今、認知の歪みとなって出ているのだけれど。

 

 

母親が子供に対して「私の役に立て」というのは具体的にどういうことなんだろう?

一般的な考えを持ち出してきたら混乱するのでそれは置いといて。

 

あの母が望んだ子供(私)って?

 

 

田房永子さんのエッセイ本に「世娘」というキーワードがあった。

本来の意味の世娘とは違う意味だけど田房さんの表現にものすごく納得がいった。

 

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ずっとあの人は私ではなく私を透過した「世娘」を見ていた気がする。

だけど実体として存在しているのは

言うこときかない役にも立たない反発するどうしようもない娘だ。

そりゃあその違いに苛立つだろうなぁ。

 

まだ私に兄弟がいれば複数パターンとして認識&実感が出来たのだろうか。

(そうなればなったで愛情は偏った気がする)